フィリピン人とフィリピンで先に籍を入れる場合、必要になってくるのが婚姻要件具備証明書。独身証明書やシングルネスという呼び名で扱われることもありますが、この書類をフィリピンにある日本大使館で入手しなければいけません。
フィリピンはお国柄なかなか決め事通りに進まないことも多いため、婚姻要件具備証明書も請求してから何日必要なのか心配になる人もいると思いますので、私たちの経験談も合わせてお伝えしていきたいと思います。
婚姻要件具備証明書の発行日数は2日
在フィリピン日本大使館のホームページによると、基本的には土日祝祭日を除いて2日で発行されているようです。
これはマニラ、セブ、ダバオとどこにある大使館でも申請を出した翌日に交付されるそうですが、マニラとセブに限っては、その日の午後に申請した場合は婚姻要件具備証明書の交付も翌日の午後になるそうなので注意してください。
うっかり土日祝を跨がないように注意
私たちは婚姻要件具備証明書を申請するときに、うっかり金曜日に提出してしまったため土日、そしておまけに祝日も加わって3日ほど足止めされてしまいました。効率よくプロセスを踏んでフィリピンで入籍したいと考えているならば、カレンダーをしっかり確認して計画的に日本大使館へ足を運ばれることをお勧めします。
また、フィリピンの祝祭日に関しては日本貿易振興機構 JETROのホームページに記載がありますので、そちらを参考にしてください。フィリピンはカトリックの国なので12月25日のクリスマスもお休みです。特に12月は他の月に比べて祝日が多いので、12月に婚姻要件具備証明書を入手しようと思っている人は気を付けてくださいね。
ちなみに、、、
私たちはセブにある在フィリピン領事事務所にて婚姻要件具備証明書を取得しました。フィリピン人の夫が住むパラワン島には日本大使館がないため、夫は国内線を使って私は日本から国際線でセブに向かい空港で落ち合うことにしました。そしてそのまま、フィリピン人の夫の出生証明書に私の戸籍謄本とパスポートを合わせて、フィリピン領事事務所に申請しました。
セブのフィリピン領事事務所はセブ市のアヤラモールの裏手側にある茶色い建物です。エレベーターで7階に上がって、通路を進んで行った廊下の一角にあります。セキュリティーゲートをくぐって、その場にある申請書に必要事項を書いて、必要書類と共に窓口に提出して終わりです。
プロセス自体はとても簡単で、10分ほどで提出は完了しました。受け取るときも同じ場所へ再び再訪し、申請する際に渡された申請受理書と引き換えに婚姻要件具備証明書を受け取りました。
婚姻要件具備証明書を受け取れば、フィリピンでの入籍の一つ目のプロセスが完了です。そのあとに婚姻許可書の取得、家庭を築く勉強会への参加、市長のアポイントを取る、ゴッドファザーとゴッドマザーを探す、市長の前で誓いを立てるという流れが続いていきます。
このサイトでは私たちのフィリピンでの入籍の軌跡も紹介しているので、もしよかったら合わせて参考にしてみてくださいね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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