「テレビさん、さようなら〜」ということで、我が家のリビングからテレビを撤去しました。結論からいうと、良かった。とにかく良かった。もっと早くにテレビを移動させておけばよかったと思うほど、良いこと尽くめでした。
これまでの我が家のテレビ事情
リビングにテレビはあったものの、ほとんどテレビは見せてきませんでした。しかしテレビを見る代わりに、NetflixやYoutubeは毎日のように観ていました。とくに娘が2才になるまでは、YoutubeでCHU CHU TVなど子供向けの英語コンテンツをよく見せていました。
Youtubeを観るのは習慣になっていたので、娘は朝起きるとすぐにテレビに向かう。1日1時間をルールとしていても、オススメ動画などが出てくるとあれもこれもとなって、いつの間にか2時間経ってしまう。
おそらくほとんどの家庭でスタンダードになっていることなんだろうなと思いつつ、エッジのある人間が求められている世の中でみんなと同じような習慣を持たせていいのかという疑問にぶつかりました。
そう思ったら即行動です。テレビが視界にあるから、チャンネルに手が伸びてしまう。だったら視界からテレビを無くそう!ということで、パパの部屋にテレビを移動させることにしました。
リビングからテレビが無くなったら、、、
テレビがリビングから無くなっても、娘はさほど困惑しませんでした。頭が回るタイプなので、テレビがなければママにスマホを借りればいいということで、数日はわたしのスマホからYoutubeを勝手に開いて見ていたものの、それは習慣にはなりませんでした。
娘は歌と踊りが大好きなので、Youtubeでも英語の音楽番組をよく見ていました。そのため、Youtubeの代わりにGoogle homeで音楽を流すようにしたところ、毎日自分でGoogle homeに語りかけ、音楽を流すようになりました。
Google Homeに向かって「Ok,google. Baby sharkを流して」と伝え、Google homeの前で音楽にノリながら、自分の創作ダンスでひたすら踊り狂う。それが娘の新しい習慣になりました。
このように、これまで受動的にYoutubeのコンテンツを消費していた時間が、よりクリエイティブで能動的な時間に生まれ変わりました。
テレビがリビングから無くなってよかったこと
娘はテレビが無くなったことで、自分の好きなものにまっすぐ向き合うようになりました。歌と踊りに対する情熱に従うようになりました。それがテレビが無くなったことの最大のメリットでした。
親の方がちょっと休もうよと言いたくなるほど、娘は踊りに夢中です。Google homeの前で4、5時間踊り続けることもあるほどで、テレビが無くなったおかげで娘の関心や才能に気づくことができました。
ダンス教室は早くても3才からのところが多く、2才の娘が入れるところはありませんでした。しかし娘の情熱に気付いた今、親であるわたしも積極的にダンス教室に交渉するようになり、ついには2才でも特別に教室への参加が認められるようになりました。
将来娘がダンスで大成するのかはわかりませんが、子供が情熱を持っているときにその環境を提供してあげることが大事だと思っているので、それが実現できたことはよかったなと思っています。
やっぱり何事も上位互換
Youtubeを観るよりさらに楽しい遊びがあったことが、テレビの撤去に成功した一因だと思っています。娘の場合は、自分でさらに楽しい遊びを生み出し、テレビがないという生活にも無理なく適応することができました。
お菓子などもそうですが、子供に与えたくないなと思うものがあるときは、上位互換できるものを用意するのが鉄則だなとつくづく感じました。
娘はまだ2才なのでそこまでテレビに執着はなかったかもしれませんが、むしろそのくらいの年齢でテレビ画面と距離を置けたのはよかったなと思っています。
時間をただ消費するのか、それともクリエイティブなことに時間を使っていくのか。人生が始まったばかりの人間には、誰かが作ったコンテンツを消費するだけの生活はもったいない。引き続きテレビとは距離を置き、創造的な喜びで1日を満たすような生活を実現していこうと思います。
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