海外遠距離でも”会いに行く”という選択肢以外はない。

海外遠距離でも毎月会いに行く


好きな人が海外に行ってしまった、好きな人が外国人など遠距離恋愛になるシチュエーションはいくらでもあると思います。お互いの国で相手を待ち続けるのも良いかもしれませんが、あまりにも辛いなら自分から会いに行くという選択をしてもいいかもしれません。

私の場合は、彼がフィリピンの人だったため経済的なことを含め、彼と会うためには私が会いに行くしかありませんでした。私はこれまでも海外の国の人とお付き合いして来ましたが、自ら彼に会うためだけに相手の国に出向いたのは今回が初めてでした。

遠距離恋愛は自分の本気度がわかる

遠距離恋愛は海外でも会いに行く以外の選択肢はない
一見するとお互いの距離が離れていることは愛を育む過程において大きなデメリットのように感じられるかもしれません。しかし距離があることによって、自分の気持ちを見つめることができるという利点があります。自分にとって相手がどれほど大切なのか、相手との関係をどこまで真剣に考えているのか、自分の相手に対する想いを測ることができます。

もしその気持ちが本気なら迷わず何かしら行動を取るかもしれません。後悔のないようにやれることをやろうと、収入を増やして相手の国へ行く資金を貯め始めるかもしれません。

そうやって相手と出会ったあと、自分がどういう行動に出たか。それが相手への思いの答えだと思います。

私たちの場合は、私がフィリピンに行かなければ会えないのは明らかだったので、彼はただ待ち続けるしかできませんでした。そのため私は日本に戻る時に必ず、次はいつに戻ってくるからねと約束してフィリピンを離れていました。そしてその約束通りにフィリピンに戻り、彼と会っていました。

遠距離恋愛を続けるために私がやったこと

まず私がしたことはスケジュールの管理です。彼と出会って以降、私は月の半分をフィリピンで過ごすことに決めました。そのためクライアントや税理士さんとの打ち合わせなど、対面する必要があるスケジュールを月の前半に一気に詰め込みました。そして寝る時間以外は全て仕事をするという作戦で、月の後半の彼と会う時間をキープしました。

私は仕事の99パーセントをオンラインで完結させているのでフィリピンでも仕事はできるのですが、彼がいる地域はインターネットの回線が不安定であるため仕事がスムーズに運びませんでした。また、彼と過ごせる時間に仕事をするのもナンセンスだと思ったので、できる限り日本にいる間に仕事を済ませていました。

また、遠距離なので彼との連絡も欠かせません。私たちは毎日メールやビデオコールをしてお互いの日常をシェアし続けました。当初は彼はスマホを持ち合わせていませんでしたが、私との連絡のために会う人会う人にスマホを借りまくり、Facebookのメッセンジャーを通して連絡をくれていました。

遠距離恋愛にはエネルギーが必要です。お互いの努力や思いやりが求められますが、それぞれの気持ちが本気だったので相手と別れるより、それらの努力をする方がよっぽど簡単でした。

さいごに

私はこれまでの恋愛で相手のためにお金を使うことはほとんどありませんでした。どこに出かけるにも相手が全て払ってくれる、そういう恋愛をしていました。しかしフィリピン人の彼に出会ったとき、私は初めて相手のために自分のお金を使うことになりました。

相手が自分のために出向くのではなく、自分が相手のために自分のお金を使って会いに行く。これは私にとって一大事であり、自分でも相当本気だということがわかりました。

遠距離恋愛をしているとどうしても遠距離に対する不満ばかり募るかもしれません。でも私は彼との遠距離での経験を振り返ると、むしろ遠距離が私たちの関係を後押ししたように思います。距離が離れているからこそ自分たちの関係を強固にする必要がありましたし、国が違ったからこそ結婚する必要がありました。

そうやって私たちの想いを後押しするかのように、そうせざるおえない状況があったので、今となっては私たちを阻んでいた距離に感謝しています。

遠距離という状況は間違いなく中立に存在しています。それに対して良い解釈ができれば、自ずとその恋愛は上手く運んでいくように思います。

みなさんもぜひ本気の相手に出会えたなら、遠距離というチャレンジを楽しみつつ相手との関係を深めていってくださいね。長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

海外遠距離でも毎月会いに行く

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