恋愛をする上で年齢が気になる人と気にならない人がいると思います。私はどちらかと言うと気になる方でしたし、自分より年上の相手しか恋愛対象に入れてきませんでした。
しかし私が実際に結婚したのは、年下の男性。しかも10歳も年が離れたフィリピン人。昔の私だったら10個も年下の男性と結婚するなんて考えられなかったかもしれません。しかし実際に夫と共にする時間が長くなってくると、夫が年下でよかったなと思える場面がいくつも出てくるようになりました。
今日はそんな年の差婚の私たちについてお話ししていこうと思います。
私たちの馴れ初めと年齢の衝撃
私がフィリピンで一人旅をしている時に、今の夫に出会いました。彼は現地でドライバーをしていて、私も彼の車に乗った乗客の一人でした。出会ってすぐにお互い一目惚れをし、そのままお付き合いをはじめていきました。結婚相手はすぐわかると言いますが、まさに彼の顔を見た瞬間、この人だ!という感覚に襲われました。
夫もまさに同じ感覚だったようで、私たちは出会った瞬間からお付き合いをスタートさせていきます。どこの誰かもわからないのに、心はすでにこの人だ!と示している。そういう感覚です。そのまま私は3日間彼と共にフィリピンで過ごした後、日本に帰国しました。そしてまた1ヶ月後にフィリピンに戻ってきたところで、彼の年齢を聞いてみることにしました。
外見から推測するに多分年下だろうとは思っていましたが、離れていても2、3歳差くらいかなと見積もっていました。しかし蓋を開けてみると10歳差。私が32歳で彼は22歳でした。未成年でなくでよかったなと安心しましたが、まさかそこまで歳が離れているとは驚きでした。彼の方も同様に、私が想定よりも年上だったことにびっくりしていました。
しかし年齢を打ち明けた時には、すでに心が通い合っています。もう年齢なんてどうでもいい、10個違ってもいいか〜という感覚でした。そしてそのまま彼からのプロポーズを受け、結婚へと進みます。
相手がかなり年下でも気にならない
彼はとても聡明で、私は彼と会話をしていても年の差を全く感じません。普通の会話はもちろん、学生の頃の話題になっても国が違うのでジェネレーションギャップを感じる場面がありません。また、夫の方は私が子供っぽい性格もあって、年の離れた女性と一緒にいるという感覚はないそうです。
夫は年齢が下だけど、中身が成熟している。私は年齢が上だけど、中身が子供っぽい。容姿も夫は大人っぽい顔立ちで、私は子供っぽいい顔立ち。このような性質の兼ね合いが上手くマッチしているため、お互い同じくらいに感じるのかもしれません。
相手が年下でよかったなと思えるところ
私は他人にも少し厳しいところがあるのですが、夫は10個年が離れている分色んなことが容易に許せてしまいます。どんな失敗をしても、自分も20代の頃はそうだったなと思えるので、不必要に夫を咎めてギクシャクするようなことはありません。
また、相手が若い分エネルギッシュである点は生活する上でとてもありがたいなと思っています。フィリピン人の男性なので輪をかけて優しいのですが、荷物はいつも彼が持ってくれます。赤ちゃんが生まれてからは、赤ちゃんを前に抱きながら荷物も持ってくれることも。引越しや日曜大工など男の人の力が必要な場面では大助かりです。
さいごに
私は夫と出会って、夫が年下で良かったと心から思っています。私はこれまで培った知恵や知識を提供し、夫はパワーや行動力を提供する。そうやって私たちの関係は、年の差がありながらもそれを活用し、足りない部分を補い合う関係性を築くことができています。
年下だったら誰でもいいというのではありません。夫だったからこそ為し得る関係であることは間違いありません。これからも夫の存在に感謝しつつ、お互いの幸せを育めたらいいなと思っています。
私たちの存在がみなさんの恋愛の何かしらのヒントになれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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