子育て中のスマホをやめたい?【やめる以外の戦略でみんなハッピー】

スマホ子育てやめたい


子育て中についついスマホを見てしまう。赤ちゃんにミルクをあげながら、スマホの画面を見てしまう。とにかくスマホを触りたくて仕方がない。そんな親御さんへ我が家の秘策をお伝えしようと思います。

子育て中のスマホをやめたい

わたしは2年前に娘を産みましたが、今振り返ればわたしも子育てしながらよくスマホを触っていました。

赤ちゃんが一人遊びを始めたなと思ったらメールを開いて返信して、スヤスヤ眠りについたなと思ったらスマホで資料を作って。本当にそんな日常でした。Youtubeなど娯楽としてはスマホを見ないほうですが、それでもネットで買い物したり、仕事の情報を集めたりとよく触っていました。

わたしの場合は、スマホで仕事ができることもあって、少しでも手が空いたら、仕事を始めてしまう。仕事が好きなのもあって止められない。スマホ中毒というよりも、仕事中毒なので、スマホで仕事することが子育ての息抜きのようになっていました。

しかしあるとき、娘がいつの間にか大きくなっていることに気づきました。つい数ヶ月前に生まれたばかりなのに、もうこんなに成長している。そう思ったとき、はじめてスマホとの関わり方を見直しました。

自分がスマホを見ている間も娘は成長していて、すぐに大人になってしまう。思いっきり抱きしめてあげられるのも今のうち。高校生にもなれば、「ママうざーい」なんて言い出すかもしれない。

娘との時間を目一杯楽しむためにも、娘の前でスマホをいじるのは控えようと決めました。

スマホと子育ての両立作戦

スマホを止めると決めても、仕事上どうしても使わなければいけません。そのため娘を学校に入れる時期を早めることにしました。3才から幼稚園に入れるつもりでしたが、2才からプリスクールに入園。そして娘がプリスクールにいる時間と娘が夜眠りについた後にスマホを使うことにしました。

そして娘が一緒にいるときはスマホを触らないということを徹底しました。例外として使うのは地図を開いたり、娘と英語の発音をチェックするときなど、学習的に必要な場合のみ。

娘と過ごす時間は、とにかく娘と向き合って、よく会話し、よく遊ぶ。そして娘がいない時は、自分のやりたいことに打ち込む。そうやって生活にメリハリをつけるようになったところ、娘はママがこっちを向いてくれてハッピー、ママも育児と仕事の両立ができてハッピーというダブルハッピーが実現しました。

ママだけ我慢していたら、きっとママの笑顔に陰りが出てしまう。東大生のママたちは笑顔でいることが多かったというデータがあるほど、ママの機嫌は子供に影響を与えます。ママが幸せでいることも、子供の幸せに欠かせない。だからこそ、子供だけでなくママ自身の幸せも考える。

ママだけ我慢するのでなく、どっちも我慢しないという戦略。それは我が家にとてつもない幸福をもたらしました。

スマホで何をしたいかを明確にする

ママ自身が好きなことをする時間を大切にするという意味で、自分がスマホで何をしたいのかを明らかにすると、スマホの画面を見る必要性から解放されることもあります。

例えばわたしの場合は、娯楽としてスマホを使うときは、主にNewsPicksやCourseraを見ています。NewsPicksの中のWeekly Ochiaiという落合陽一さんの番組がお気に入りなのですが、それは落合陽一さんとゲストが対談したり、落合陽一さんの一人語りで展開されるので、スマホの画面を見なくても、再生ボタンを押しておけば、耳で聞ける。

ラジオのように流しながら、娘とお絵描きしたり、部屋の掃除をすることができます。Courseraでは海外の大学の授業を受けているのですが、語学の授業などは耳だけ傾けていれば情報は取れるので、それも同様に音だけで聴いています。

このようにものによっては、画面を見ずとも自分のニーズを叶える手段もあるので、ぜひ自分がスマホで何に時間を使っているか振り返り、その中で画面を見なくても実現できるものはないか考えてみてください。

スマホを見なくなったことで起きた子供の変化

娘の前でスマホを開かなくなったことで、娘も必然的にその影響を受けることとなりました。一番の変化は、Youtubeに対する関心です。これまではYoutubeにハマりすぎて、暇さえあればYoutubeを見せてくれとせがんでいましたが、今ではほとんどそれが無くなりました。

テレビをリビングから撤去したのも大きかったかもしれませんが、やっぱり親の姿も影響しているのだなと感じました。親がスマホの画面に夢中になっているから、子供も同じようにデバイスの画面に関心を持ってしまう。

スウェーデンの精神科医アンデシュハンセンのベストセラー『スマホ脳』を読み、夫ともスマホが与える影響について議論しました。親の姿が未来の子供の姿だということを肝に銘じて、スマホに使われる人間ではなく、スマホを使う側の人間であり続けようと思いました。

スマホとの距離の取り方については今でも模索を続けていますが、時間の使い方やスマホとの付き合い方については引き続き観察を続けていこうと思います。

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