私たちは日本人女性とフィリピン人男性の新婚カップルです。
昨年フィリピンで入籍し、現在は日本で暮らしています。
日本人男性とフィリピン女性の組み合わせは多く見られますが、私たちは逆の組み合わせなのでとても珍しがられます。
いろんな方から夫婦生活はどんな感じなの〜?と聞かれるので、この記事では私たちの体験談を紹介したいと思います。
出会いのきっかけ
出会った当初、夫はフィリピンの観光地でドライバー兼ツアーガイドとして働いていました。
夫が働いていた地域に私が一人旅に出かけた際、夫のバイクに乗ったのが出会いのきっかけでした。
お互い一目惚れだったので、レストランからホテルに帰る予定を変更して二人でそのままビーチに向かいお互いの仕事や家族の話などをしました。
翌日も朝から一緒に出かけ、翌日も、翌日も、、、と滞在中は毎日夫と共に行動していました。
翌月にプロポーズ!?
日本に戻ってからは、メッセンジャーで毎日やり取りをしていました。
翌月再びフィリピンに戻ると、彼のお友だちや家族を紹介してくれました。
お父さん、お母さん、そして6人の姉妹たちという大家族でしたが、みなさん温かく迎え入れていくれました。
そしてホテルに戻ると、彼からプロポーズを受けました。
指輪もすでに準備してあって、指にはめてみるとなんとピッタリ。
それから私は毎月フィリピンと日本を行き来する生活を続けていきました。
入籍準備を始める
結婚すると決めたら、早速準備です。フィリピンは日本のように紙一枚で結婚できる国ではありません。
カトリックの教えが浸透している国なので、一般的には離婚はできないことになっています。
そのため籍を入れるまでにもそれぞれが独身であることを証明する書類が必要であったり、結婚講習を受けたりと色々な段取りを経てようやく籍を入れられます。
二人で日本領事館のあるセブ島へ行き私の独身証明書を手に入れ、市役所で夫の出生証明書を手に入れ、結婚講習を受け、市長のスケジュールを抑え(牧師または市長などの面前で誓い合うことで婚姻が成立します)、ウエディングで借りられる場所を探しに行きました。
もちろんその間も夫の住むエリアでジップラインやアイランドホッピングなど観光客らしい遊びも色々していました。
夫の誕生日もあったので、夫の家族やお友だちを呼んでパーティーをしたりと、この間に夫に関わるたくさんの人と交流することができました。
ついに結婚
出会いから4ヶ月後、ついに結婚です。市長のスケジュールが多忙だったため、200人近いカップルの合同結婚式になりました。
市長やら島長やら、その地域の役所の方達がバスケットコートに集まり、とても賑やかな結婚式になりました。
フィリピン人と日本人のカップルはとても珍しかったようで、私たちは大勢の注目を浴びることになりました。ウエディングは別でやろうと計画していたので、私たちにとっては籍を入れるための式という位置付けでした。
そしてウエディングの準備を進めて行こうとしていた矢先、私の妊娠が発覚しました。当初はフィリピンで暮らそうと計画していましたが、夫の住む地域に病院がないことがわかり、話し合いの結果最初は日本から結婚生活を始めることにしました。
さいごに
私たちは超スピード婚でしたが、夫はとても信頼できる人だったので私は迷うことなく決断することができました。
以前どこかで、結婚してから相手を知ればいいというアメリカ人女性の言葉を思い出しました。
結婚したいと思った時がまさに結婚のベストタイミング。出会いから日が浅くとも、結婚生活を通して相手を知っていけばいい。
本当にそんな感覚で結婚まで至りました。夫はとても頭の回転が早く運動神経も抜群で、私がはじめてこの人には敵わないと思う男性でした。
日本人の私よりも時間に正確で、いつもなんでも手早く行動に移していく夫は、私にとって世界一尊敬する相手です。
みなさんの中にも最愛の人がフィリピンの方という人もいることでしょう。
お互いたくさんの喜びを分かち合いながら国際結婚生活を楽しみましょうね。
私の体験がみなさんのお役に立てたなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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