無痛分娩の痛みはどれくらい?→分娩台に乗ってからは全く痛みはありませんでした。

無痛分娩の痛みはどれくらい?


私は2019年に東京衛生病院で出産しました。この病院は日本で最初に無痛分娩を始めた病院として有名で、9割の方が無痛分娩を選択されるそうです。海外では割とメジャーな出産方法ですが、日本ではまだ無痛分娩で出産される人の割合は多くはありません。私も出産前に無痛分娩の事故のニュースなどを耳にしていたので、無痛分娩で絶対的に信頼できる病院を選ぼうと思い、ここに決めました。

無痛分娩の痛みに対する感想は、産後他のお母さん方と話していても千差万別のようでした。無痛分娩でも普通に痛かったという人もいれば、私のようにほとんど痛みを感じなかったという人まで様々でしたが、このページでは私の個人的な体験をお伝えしていきたいと思います。

私の無痛分娩の流れ

私は計画無痛分娩を選択したので、出産前日の朝9時頃病院に入りました。前日に行ったことは、硬膜外麻酔のテスト、子宮口を開くため子宮にバルーンの挿入、陣痛促進剤の投与でした。

初産だったので陣痛促進剤を打っても陣痛が来るのは翌日以降だろうと言われていましたが、私は陣痛促進剤の効き目が良かったのかその日の夜から陣痛が始まりました。

痛みのレベルはそこまで強くありませんでしたが、これが陣痛というものかと明らかにわかりました。しかしまだ我慢できるレベルです。それが翌朝になるとだんだん痛みが増してきました。陣痛が来ている時は会話もできません。ただ歯を食いしばって、その痛みに耐えていきます。雑巾を絞るように子宮あたり全体をぎゅーっとされている感覚です。

子宮口が10cm開くまで麻酔を入れたり止めたりしながら、陣痛を促していきます。麻酔が効いている時は先程の痛みは何だったんだろうかと思うくらい、痛みがありません。いつ陣痛がきているかも自分ではわからないほどです。

陣痛によって子宮口が開くため、子宮口が十分に開くまでは陣痛の痛みに耐えなければいけません。痛すぎて我慢できないときはナースコールを押して、麻酔を入れてもらいます。それを何度か繰り返したのち、ついに夕方子宮口が10cm開きます。赤ちゃんの髪の毛が子宮口から見えるほど、赤ちゃんも降りてきていたので、ベッドのまま分娩室に運ばれます。

子宮口が10cm開いたら、あとは麻酔がずっと効いているので全く痛みはありません。陣痛のタイミングで息むと赤ちゃんが出てくるのですが、陣痛もいつきているかわからないので、心電図が山なりになっているのをみて助産婦さんが合図を出してくれます。

夫の付き添いのもと、2回ほど力んだら赤ちゃんの頭が少し出てきました。私が息を吸い込む時に赤ちゃんの頭が中に入ってしまうとのことで、スムーズに赤ちゃんが出られるよう会陰切開されました。もちろん麻酔が効いているので切られた感覚もありません。

そのままもう一度力んだら、赤ちゃんがつるんと出てきました。

そのあとは先生たちと談笑しながら切開したところを縫ってもらって終わりです。

無痛分娩の痛みについて

実際に赤ちゃんを産む時は、全くと言っていいほど痛みはありませんでした。赤ちゃんが出てきたなという感覚はありましたが、痛みは感じられませんでした。夫とも会話できましたし、先生も助産婦さんもみんな優しいな〜なんて思う余裕もありました。

しかしお産をするまでの過程には、激しい痛みがありました。背中に硬膜外麻酔の針を入れたときの何かに背中を押さえ付けられているような鈍い痛み、子宮を絞られているような陣痛の痛みを受けました。そして出産後には椅子に座れないほどの会陰切開の痛み、母乳が作られることで限界まで胸が張る痛み。

無痛分娩だったとはいえ、それなりに痛みを味わいました。「なんで出産はこんなに痛いのに2人も3人も産む人がいるんだろう?考えられない」と子持ちの友だちに話したところ「これが出産の痛みを忘れちゃうのよ〜」と言われました。それはそれで恐ろしいなと思いましたが、人間はよくできているなと感心してしまいました。

さいごに

私も出産前に色んな人のブログを読んで無痛分娩の痛みってどのくらいなんだろうとあれこれ想像していましたが、これまで味わったことのない痛みのレベル、痛みの場所だったので、こんな感じなのねーというのが正直なところです。妊娠した以上後戻りできないと腹をくくりましたが、生まれてきた我が子を見た瞬間それはそれは思わず空気がふぁ〜とするような温かい光に包まれ、その喜びに涙が自然と溢れていました。

出産は私の人生にとってもっとも素晴らしい経験になりましたし、娘に会えた時は生きててよかったと心から思える自分がいました。これから出産される方は不安もあるでしょうが、我が子に出会える瞬間を楽しみに最後まで出産を乗り切ってくださいね。

私の体験記が皆さんのお役に立つことを願っています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

無痛分娩の痛みはどれくらい?

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