配偶者ビザの追加書類を求められました【配偶者ビザ(在留資格認定)】

配偶者ビザで追加書類を求められた


フィリピン人の夫とフィリピンで結婚した後、私たちは日本で暮らす計画を立てました。まず観光ビザで夫を日本に呼び寄せ、夫が観光ビザで滞在できる3ヶ月のうちに配偶者ビザに切り替えて継続的に日本に滞在することを認めてもらおうという作戦でした。

夫が観光ビザで日本に来たのが2019年の5月31日。夫が来日する前から必要な書類は私が揃えていたので、夫が来日してからすぐに入国管理局に書類を提出しました。

しかし待てど待てど配偶者ビザが降りない。こっちの観光ビザが切れようが入国管理局は考慮に入れてくれないことを知っていましたが、直近の入国管理局の配偶者ビザの許可は平均66.3日で降りていました。だいたい2ヶ月を目処とすれば、そろそろ許可が降りてもいい頃だなーと思っていた矢先、入国管理局から茶封筒が届きました。

入国管理局から追加書類を求められる!!

6月6日に配偶者ビザの書類を入国管理局に提出し、ちょうど丸2ヶ月経った8月6日に入国管理局から茶封筒が届きました。そこには資料提出通知書と書かれた書類が一通入っていました。つまり追加書類を提出してくださいという旨の手紙です。

私に求められた追加書類は二つ。日本人妻である私の昨年度の住民税納税証明書と、フィリピン本国PSA発行の婚姻証明書の原本でした。私の経済力と結婚の真偽を確実にするために、それらの資料が求められたのかもしれません。

住民税の納税証明書は区役所に行けばすぐに手に入るので、その日のうちに区役所に取りに行きました。しかし問題はPSA発行の婚姻証明書にありました。

PSA発行の証明書が手に入らない

私たちは配偶者ビザを申請するときにフィリピンの市役所が発行した婚姻証明書を提出しました。しかし入国管理局はフィリピンの国家機関であるPSAが発行した婚姻証明書が欲しいとのこと。なぜ市役所が発行したものではいけないんだろうと思いフィリピン人の夫に尋ねたところ、市役所が発行したものには偽装や誤りがあったりして信用がないからじゃないかなということでした。

国の大元が管理しているPSAに登録されていれば、入国管理局も私たちの結婚が本当だと信頼できると考えているのかもしれません。私たちにはもたもたしている時間はありません。フィリピン人の夫の観光ビザがあと1ヶ月で切れてしまうので、急いでPSA発行の婚姻証明書を手に入れなければいけません。

そこでフィリピンにいる義理のお父さんにお願いしてPSAに出向いてもらうと、なんと私たちの結婚のデータがまだ記録されていないことがわかりました。記録されていなければ、書類を入手ができません。PSAによると結婚して6ヶ月経たないとデータとして上がってこないとのことでした。私たちは2月末に結婚したので、婚姻証明書を手に入れるにはもうしばらく時間が必要だったのです。

入国管理局の人にその旨を伝えると、、、

追加書類が求められて婚姻証明書が手に入らないからと音沙汰なくしていてはよろしくないなと思ったので、入国管理局の方に電話で私たちの事情を伝えることにしました。すると「わかりました。では住民税納税証明書だけ送り返してください。」と言われました。

そのため封筒にPSA発行の婚姻証明書が手に入らない事情を説明した手紙と住民税納税証明書を入れて入国管理局に送ることにしました。そして再び婚姻ビザを待つ日々が続くのかと思っていたら、入国管理局に追加書類を提出した2日後に夫の婚姻ビザの許可が降りました。

何はともあれ婚姻ビザが降りれば一安心。私の出産が迫っていたので夫の一時帰国だけは避けたかったので、なんとか間に合ってよかったです。

配偶者ビザで追加書類を求められた

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