悪気がないのはわかってるけど、子供が食事をこぼしてしまうとイライラする。でもママだってイライラしたいわけじゃない。そんな板挟みに終止符を打つ方法が見つかったので、それをみなさんにお届けしようと思います。
子供がこぼしたらイライラしてしまう
どうしてこのタイミングでこぼすのー!というほど、子供は絶妙なタイミングで物をよくこぼす。
わたしも娘が何かをこぼすたびに、イライラしてしまう。そして落胆した態度を出しながら、こぼしたものを淡々と片付けています。
わたしのイライラは娘にも十分伝わっていると思う。実際、娘も下を向いて落ち込んだ様子を見せている。
でも娘が悲しそうにしている姿を見ていると、自分が器の小さい人間だったように思えてくる。「仕方がないね」と笑顔で事を片付けることができなかった自分が情けなくなる。まるで人間としての真価が試されているような気分。
娘が何かをこぼす度に、こんな出来事が繰り返されるので、そろそろ終止符を打たねばと思い、こぼすことに対するイライラに向き合うことにしました。
イライラするのは損?
まずわたしが考えたのは、こぼしたことに対するわたしの態度が、娘にどう影響するかということ。
わたしがイライラした態度を取ったら、娘は失敗はいけないこと、失敗はすべきことではないと捉える可能性がある。
これから一人の人間として成長していく中で、失敗することを恐れてしまっては挑戦もできなくなる。どんな道でも成功した人たちは、必ずその過程に沢山の失敗を重ねている。
子供に成功してほしい、豊かな人生を歩んでほしいという思いと、失敗に対する否定的な態度は相反するもの。だったら、もっと失敗を歓迎すべきなのでは?とわたしは結論づけました。
失敗を恐れないからチャレンジができる。チャレンジを続けられるから成功できる。子供の中でこのループがきちんと根付いていれば、子供自身も人生をより良いものにしていくことができます。
それに気づいてからは、わたしのイライラはピタリと止まりました。どんどん挑戦させよう、どんどん失敗させよう。今はそんな心境でいることを心がけています。
子供がこぼしたら、ズッコケる
わたしはイライラしないための方法として、コントを演じるようにしています。娘が何かをこぼしたら、「ズコー!」と言って横に倒れてしまう。
そうすると娘もケラケラ笑って、こぼしてしまったことを明るく受け止めてくれる。ズッコケている自分とイライラする感情を両立させることはできないので、自ずとイライラの感情も出てこない。
むしろ笑っている娘を見て、こぼしたことが面白い出来事のように思えてくる。
何度やっても上手くいくので、今では毎回欠かさずにズッコケるようにしています。
大切な衣装にこぼしてもズコー!奮発したドリンクをこぼしてもズコー!どんな状況であっても、アクションとしてズッコケることで、イライラとは無縁のママになることができました。
子供がこぼしても笑いに変えよう!
わたしはアンガーマネージメントとしてズッコケるという作戦を生み出しましたが、イライラとは程遠いアクションだったらなんでもいいと思います。このアクションをしながら、怒るのは難しい。そんなものであれば、同じような効果が得られると思います。
ズッコケるだけなら道具もいらないし、どこにいてもすぐに実践することができます。
子供がこぼした時にイライラしてしまうという方は、ぜひ試しにズッコケてみてください。これまでとは違う感情が出てくるはずです。イライラを抑えるのではなく、イライラを発動させない。
子供と一緒に過ごせる時間はそう長くはありません。共に過ごせる時を充実させるためにも、ぜひズッコケ大作戦で笑顔を増やしてみてくださいね。
わたしもみなさんのズッコケライフを応援しています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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