当初は計画分娩の予定はなかったのですが、8ヶ月目に入った時に引っ越しをしたのをきっかけに計画分娩に切り替えました。病院に行くまでにタクシーで2時間以上はかかるため、母子の安全を考慮して計画分娩に変更しました。
近所の病院への転院も考えたのですが、やはり信用には変えられない。私が出産した東京衛生病院は日本で最初に無痛分娩を導入した病院。やっぱり自分が安心できる病院で産みたいということで、この病院で産む事は譲れませんでした。
担当の先生にも事情を説明したところ、やはりタクシーで2時間かかるのはリスクがあるという話をされました。陣痛では救急車も呼べないので、ここで産みたいなら計画分娩で出産する日を決めてしまった方がいいとのことでした。
最初は陣痛促進剤を打つのに抵抗がありましたが、命には代えられないので計画分娩に変更することにしました。
計画無痛分娩の予約を取る
東京衛生病院はとても人気が高い病院なので、計画分娩ならば妊娠がわかった時点で予約を取るのが一般的だそうです。分娩のスケジュールはすぐに埋まってしまうので、空きがなかったらキャンセル待ちをするか、最悪の場合は自然分娩。
私が計画分娩の予約を入れたのは8ヶ月終わり頃。もちろん空きはなくキャンセル待ちでした。病院側からも計画分娩の予約を入れても予約が取れる保証はないと言われました。
しかしキャンセル待ちの列に並ばないと予約は取れません。できるだけのことはしようということで、自然分娩の可能性も考慮に入れつつ、キャンセルが出るのを待つことにしました。
出産週数は自分で選べた
計画分娩の予約を取るときに、先生の方から38週か39週のどっちがいいか聞かれました。私は10月10日が予定日だったので、9月下旬に産みたいか、それとも10月に入ってから産みたいか自分で選ぶことができました。
正確な日にちは指定できないけど、だいたいの期間は選択できました。中には赤ちゃんの誕生日などを考慮して決める人もいるそうですが、私の場合は産気づいてしまったらいけないので、できるだけ早い日程でお願いすることにしました。
キャンセル待ちの場合、急に枠が空くこともあるそうなので、いつでも入院できる準備はしておくように言われました。私の分娩予約が取れたのは36週に入ってから。病院から朝早く電話が入っており、折り返すと38週0日に分娩予約が取れたとのこと。
いきなり2週間後に出産が決まったので急に怖くなってしまいましたが、とりあえず分娩予約が抑えられたことで一安心できました。
そして無事に出産
前日の朝から病院に入り陣痛促進剤を投与して、翌日の夕方に出産。初産にも関わらず先生も驚くほどの安産。赤ちゃんは2442gと少し小柄でしたが、保育器に入るほどではありませんでした。
赤ちゃんのお顔も小さめだったので産みやすかったのかなと思いましたが、むしろ赤ちゃんが配慮してそのサイズで生まれてくれたのかなと赤ちゃんに感謝しました。
今この記事を書いている時は、すでに10ヶ月を迎えました。小さく生まれたにも関わらず、とても活発で毎朝私より早く起きて部屋中を動き回っています。分娩予約が取れるかどうかハラハラした日々が遠い日のように思えますが、今ではそれも良い思い出です。
きっとこの記事を目にしたみなさんは、出産を控える方たちだと思います。妊娠生活も大変ですが必ず終わりが来ます。最後まで赤ちゃんと一緒に頑張ってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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