立ち会い出産の流れ【私たちの出産体験記】

立ち会い出産の流れ


立ち会い出産って一体どんな流れで進んでいくんだろう?これから出産を予定している人にとっては気になるところだと思います。私たちも初めての経験だったのでわからないことだらけでしたが、なんとか無事に立ち会い出産を終えることができました。

私は2019年の秋に東京衛生病院で計画無痛分娩という形で出産しました。実際に立ち会い出産を行った時の流れを時系列に沿ってお伝えしていきますので、立ち会い出産をする人はぜひ私たちの経験を参考にしてくださいね。

私たちの立ち会い出産の流れ

分娩予備室にて子宮口が10cm開くのを待っている間、看護婦さんから立ち会い出産の説明を受ける。夫がやるべきこと、してはいけないこと、分娩室に入るまでにするべき準備など。(夫は外国人なので私が看護婦さんから聞いて夫に通訳)

ついに子宮口が10cm開き、分娩室に私が運ばれる。夫は看護婦さんの指示通りに時計などを全て外し、石鹸を使って腕まで手を洗う。手術着に着替えて、念の為もう一度手を洗い、手は何も触らずに看護婦さんが呼びに来るまで分娩予備室で待機。

15分後、分娩室で分娩の準備が整う。夫が呼ばれ中に入ってくる。横になっている私の頭側にスタンバイ。そして看護婦さんから分娩の際に夫がやるべきことを指示される。(夫のやるべきこと→看護婦さんが1、2、3と言ったら、3の時に私の上体を少し起こす。)

要領がわかったところで、2、3回練習して、いざ本番。

1、2、3!1、2、3!と、陣痛がくるタイミングで夫は私の上体を起こす作業を繰り返す。

会陰切開をして、1、2、3!と力んだら、赤ちゃんが誕生。

赤ちゃんについていた汚れを拭き取ってもらい、赤ちゃんが私の胸の上に。そのあと夫は数分ほど赤ちゃんを抱かせてもらう。

ここで夫は退場。私は骨盤を取り出し会陰切開した部分を縫ってもらう必要があるので、そのまま分娩室に居残り。

私は夫の待つ分娩予備室に戻される。そのあと1時間後ほどでお包みに包まれた赤ちゃんと再会。

立ち会い出産中の夫の役割

立ち会い出産の夫の役割について
夫がやるべきことは、陣痛のタイミングに合わせて私の上体を軽く起こすというもの。先生と看護婦さんが「1、2、3」と言う時に、3のところで私は力み、夫は私が力みやすいように頭側から上体を起こす。赤ちゃんが生まれるまで、私の上体の上げ下げを続けるのが夫の仕事でした。

私は無痛分娩だったので、麻酔のおかげで陣痛も全く感じないほど痛みはありませんでした。そのためテレビで見るような「頑張れー!」的な熱い応援もそこまで必要としませんでした。夫が分娩室に入ってから10分程度でしょうか、3回の力みで赤ちゃんは生まれました。初産とは思えないほど軽やかな出産でしたので、力んでるときは夫とアイコンタクト、生まれた後は軽く談笑する余裕もありました。

ちなみに出産風景を記録に残したいという人もいるかもしれませんが、東京衛生病院では撮影禁止でしたし、カメラやスマホの持ち込みもできませんでした。でも心配は要りません。出産はとても感動的な時間です。心の記憶にしっかりと残ります。

さいごに


私は無痛分娩でしたので、出産中に夫にあれしてほしい、これしてほしいという要望はありませんでした。夫はフィリピン人なので日本語はわかりません。そのため夫が看護婦さんからの説明を理解できるか心配でしたが、実際は看護婦さんの指示を夫に通訳する余裕すらありました。

また、私たちは出産前に両親学級分娩編に参加しました。そこで立ち会い出産の流れを一通り動画を見て学んでいたので、当日の看護婦さんの指示もすんなり理解することができました。もし東京衛生病院で立ち会い出産される方は、両親学級の分娩編だけでも夫婦で参加されることをお勧めします。

私たちの体験がみなさんのお役に立つことを願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。

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