出産するときに、立会い出産にするかどうかは悩めるテーマの一つだと思います。
赤ちゃんが生まれてくる瞬間を一緒に見届けたいけど、立ち会ったばかりに夫のトラウマになったらどうしよう。私もそんな思いがありましたが、夫に聞いてみると即答でぜひ立ち会いたいとのことでした。
立ち会いたくない理由なんて一つもないと、立ち会えることをとても楽しみにしている様子だったので、私が抱えていた立ち会い出産に対する不安は一気に吹き飛びました。
立会い出産の夫の役割
私は東京衛生病院で出産したのですが、立会い分娩において夫がすべきことは病院によって決められていました。カメラなどの持ち込みは禁止。助産婦さんの指示に従って、陣痛がくるタイミングで枕元から私の上体を起こす。これが物理的な夫の役割でした。
私は無痛分娩だったので、分娩室に入った時は普通に会話ができました。麻酔が十分効いてるので陣痛の痛みもありません。でもやっぱり少なからず不安はありました。私が先に分娩室に運ばれたのですが、後から入ってきた夫の顔を見た時に気持ちが和らいだのを今でも覚えています。
私はスーパー安産だったので、3回ほど力んだら赤ちゃんが出てきました。本当にあっさり生まれたのですが、赤ちゃんが出てきた瞬間はえも言われぬ感動がありました。はらはらと涙を流す私の横で、夫は笑顔でその喜びを噛み締めていました。
夫の役割について思うこと
立会い出産を終えて、夫が立ち会うことの意義を考えてみると、やはりその存在にあったと思います。何かをしてほしいとかではなく、ただそこにいてほしい。側にいてくれることが何よりありがたいと感じました。
ただでさえ分娩室という普段親しみのない場所で、出産という大仕事をやり遂げなくてはいけません。そこに見慣れた夫の顔があるということだけで、大きな安心感がありました。
本当にただ立会ってくれるだけでありがたい、そんな思いでいっぱいでした。
立会い出産の感想を夫に尋ねると...
出産後、時間をおいて夫に立会い出産の感想を聞いてみました。すると、赤ちゃんが生まれた時の感動はもちろんのこと、先生が会陰切開するためハサミを入れた時、私がなんの反応もしなかったことにびっくりした!と語っていました。
麻酔が十分に入っていたので、切開されても痛みはなかったので無反応だったんだと思います。でも夫はそれを見て、たいそう驚いたそうです。
夫の場合は特にトラウマになることもなく、もし再び赤ちゃんを産む機会があったら、ぜひ立会いたいとのことでした。
私も夫と同じく次に出産する時も立会い出産を選びたいなと思います。
私たちの経験をシェアさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。出産を予定しているみなさんは、ぜひ一つの意見として参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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