読者さんの中から、フィリピン人と結婚して後悔したことはありませんか?という質問を受けました。私はこの記事を書いている現在、結婚1周年を迎えましたが後悔を感じたことは一度もありません。
もちろん出会ってからこれまでケンカもしましたが、夫と結婚しなければよかったと思ったことはありません。私の周りにもフィリピン人と結婚している日本人の方が何人かいらっしゃいますが、後悔している人、していない人それぞれといった感じです。
せっかくこのような質問をいただいたので、結婚しても後悔しないための心得を3つにまとめてみました。
なんでも相手の国籍のせいにしない
フィリピン人だからダメなんだ。日本人だからダメなんだ。そんな風に相手の国や国柄のせいにしても何も問題は解決しません。結婚する時にすでにお互いが違う国の人であることは同意していたはずです。
フィリピン人だから怠け者なんだ、日本人だから何でも細かいんだと、全てを国柄として決めつけてしまったら、そこから何も生まれません。国籍は相手のアイデンティティの一部であり全てではありません。
相手の国ではなく、相手自身をみる。特に仲違いしてしまった時は気を付けるべきポイントです。
自分が選んだ相手であることを自覚する
中には強制されて結婚した人もいるかもしれませんが、ほとんどの方は自分で望んで結婚したはずです。お互いの間にどんな問題が起ころうとも、自分が選んだんだからと思えば、悔やむ気持ち以上にどうしたらその問題を解決できるだろうかと建設的な方向に意識を向けることができます。
どうしても相手を非難したくなった時も、自分が選んだパートナーだと思えばその気持ちも和らぐはずです。
違いを感じても、まず受け入れてみる
国際結婚の場合、お互いの性格などのほか、文化や宗教などの背景にまで違いが生まれてきます。時にはその違いがお互いの衝突を生むこともあるかもしれません。
自分はきっちり丁寧にやりたいけど、相手はなんでも大雑把。自分の考えを押し通すとイライラが募ってしまいます。だからこそ、相手がどんな行動に出たとしても、それもアリだねと一旦受け入れてみる姿勢が大切です。
むしろお互いに違いが生まれたら、それを面白がるくらいがちょうどいいかもしれません。
さいごに
私はフィリピン人の夫との結婚生活を通して、相手に自分と同じ行動をとってほしいと思うことはエゴなんだと気付きました。本当に愛しているなら、その人のありのままを受け入れられるはずです。
そのことに気づいたとき、私は夫と自分の違いを認められるようになりました。最初の頃は夫が物をよく壊すことに困惑していましたが、今では「ま、そんなこともあるよね。」と気軽に受け入れることができます。
この記事で3つの心得を紹介しましたが、それでも後悔してしまいそうになったら、ぜひ「ま、いいか。」という言葉を使ってみてください。あっさりなんでも受け入れられるようになります。不思議ですがぜひ試してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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