配偶者ビザを取ろうと考えたときに、自分で申請するのか、代行業者に頼るのか迷うところだと思います。私もフィリピン人の夫の配偶者ビザを取るとき、周りの人からビザを取るときの苦労話を聞かされていたので自分ですべきか悩みました。
しかし配偶者ビザは審査に落ちても再申請できるということがわかったので、まずは自分でトライすることに決めました。すると思いの外あっさりと配偶者ビザが取れたので、結果、代行業者を使わなくてよかったなと思いました。
配偶者ビザの申請は自分でできる
基本的に申請は、必要書類(法務省のホームページに記載あり)を集めてそれを提出するだけなので難しいことはありません。
申請書をダウンロードして必要事項を記入し、役所に戸籍謄本や住民票、納税証明書などを取りに行く。そして二人の結婚を証明する結婚証明書とスナップ写真などを添えて、入国管理局に持っていくだけです。役所に出向いて必要書類を取りに行ったり、写真やメールのやりとりなどの証拠類の選別などの手間はありますが、やるべきことはシンプルです。
私は観光ビザでフィリピンから夫を呼び寄せていたので、観光ビザで夫が日本に滞在できる間に配偶者ビザを取得し、その後ビザの切り替えをして永続的にフィリピン人の夫を日本に滞在させる作戦を立てました。
配偶者ビザはおよそ2ヶ月で許可が下り、その後ビザの切り替えに1ヶ月かかりました。ビザの切り替えの最中に夫の観光ビザは切れてしまいましたが、切り替え中にビザが切れてもすでに配偶者ビザが取れているので問題ないとのことでした。そのため切り替え中もビザの心配をすることなく、継続して夫は日本に滞在する事ができました。
配偶者ビザを取得するにあたって心配だった点
私たちは10歳年齢が離れている歳の差婚です。また、それに加えて出会って4ヶ月で結婚したスピード婚でもありました。私たちは出会ってすぐに一目惚れして、そのまま結婚まで一直線に走ってきましたが、入国管理局から偽装結婚の疑いをかけられる可能性も考慮に入れていました。
特に夫の出身国がフィリピンだったため、特にそのような疑いがかけられるかもしれないと思ったので、私たちはきちんと心で恋愛して結婚しましたという証明を可能な限り提出することにしました。
スナップ写真は2、3枚必要とのことでしたが、私たちは50枚出しました。そしてそれぞれの写真にどういう場面で、どういう人たちと一緒に撮った写真なのか細かく記載しました。私たち二人っきりの写真はもちろん、夫の友人を交えたパーティーの写真や、夫の親族たちと撮った写真など、他の人たちから公認されているということを写真で示しました。
さいごに
私たちは配偶者ビザを取得する際に、きちんと入国管理局の人が抱く懸念を払拭できるような証明の仕方を心がけました。つまり偽装結婚ではないこと、そして経済基盤がしっかりあることを証拠をしっかり示しながら、第三者の目からも納得できるような形でまとめました。
また、全て包み隠さず正直に伝えることも大切にしました。出会って4ヶ月で結婚したと書くことで偽装結婚が疑われる可能性が高まったかもしれませんが、それでも本当のことをありのままに伝えようと夫と決めました。
追加書類は求められましたが比較的スムーズに取得する事ができたので、結果オーライだったのかもしれません。
これから配偶者ビザを取得しようとするみなさんも、頑張ってくださいね。私たちの経験がみなさんのお役に立てたなら光栄です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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