フィリピン人の夫との間に生まれた娘には、言語の幅を広げてあげたいという気持ちからバイリンガル教育を続けています。自分たちがどんな風に実践しているかということはあまり公にしてこなかったのですが、英語教育の重要性が高まっている中、バイリンガル教育の情報を必要としている人も多いと思うのでオープンにしてみることにしました。
我が家のバイリンガル育児
娘は現在2才になりましたが、バイリンガル教育はお腹にいる頃から始めました。特に意識していたわけではありませんが、私たち夫婦が英語で会話することもあり、必然的に娘への語りかけも英語になっていました。
読み聞かせる絵本も英語、聞かせる音楽も英語。私たちの友達も外国人の方が多いので、必然的に関わる人との会話も英語。習い事も先生が外国人なので英語。そして今保育園に通っていますが、インターナショナルプリスクールなので英語。
このように日本にいながら、私たちの生活のほとんどが英語によって為されています。そのおかげで娘は日本語より英語の方が語彙が豊かですが、今は日本語能力にも力を入れるべく、絵本の読み聞かせをはじめ日本語に触れさせる機会も増やしています。
『絵本をたくさん読む子のママがしている22のこと』という本でわたしが実践していることを紹介していますが、普段の会話の中で使われる日本語は限られているので、本を使って語彙を広げるようにしています。
ママとパパの言語ルール
基本的にママは日本語と英語、パパは日本語、英語、タガログ語を使うようにしています。フィリピンの自国語であるタガログ語を使う頻度はそう高くないので、娘に対する影響はわずかだと思いますが、できるだけ日常的にタガログ語があるように心がけています。
そしてわたしは個人的に、フランス語とインドネシア語を勉強しているので、わたしの学習教材のCDが家で流れているので、それも娘は聞いています。
英語と日本語をメインにはしていますが、それ以外の言語に触れる機会も娘にはあるので、バイリンガルというよりもマルチリンガル的な側面が大きいかもしれません。
子供に複数の言語を聞かせて子供は混乱しないのか、そして一人の人間から複数の言語を浴びることはどうなのかと思われる方もいるかもしれませんが、学者の見解によると問題ないようです。むしろ多様な言語に触れる機会が増えるので、バイリンガル、マルチリンガル教育としては良い方向に働くそうです。
>A one-person-one-language approach is neither necessary nor
sufficient for successful bilingual acquisition.バイリンガル教育に対する専門家の見解。ママが英語と日本語で話しかけても子供は混乱しないっていう話。https://t.co/QyN7u2MGs6#バイリンガル #バイリンガル教育
— Lin Navida🌍 (@lintweet123) March 16, 2022
みんなで楽しくバイリンガル育児!
引き続き、このブログではバイリンガル育児の情報をお届けしていきます。言語教育は短距離走ではなく、マラソンのように継続性を求められるものです。そのため、楽しく愉快にバイリンガル教育に向き合っていきましょう。
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